2011年08月25日

ジョブス退任

とうとうアップルのスティーブ・ジョブスがCEOを退任することになりました。カリスマが去るのは残念です。2004年からすい臓ガンと戦ってきて、今回どの程度悪化しているのかはわかりませんが、8月24日、取締役会に辞表を提出、承認されたようです。ジョブズが取締役会と社員に宛てた手紙は「CEOとして業務遂行が難しくなった場合には速やかに伝えると常々申し上げてきた。残念ながら、その日が来た」というものだったとか。
後任は、コンパックから来ていたティム・クックになりますが、アップルは求心力をどう維持するかが課題となります、どっかの政党の代表候補ほどではありませんが。
所長も年齢だけを取り上げれば、ジョブスと同世代です。
彼は、ゲーム会社アタリに入社するまでは、一般の学生と変わりはなかったと思われます。
転機は、ゼロックスのアルトをみて(70年初めに、マルチWindowで、ベクターフォントで、マウスで、・・・と、その後のパソコンの機能を全て実現していた)、技術担当のウォズニアックとアップルコンピュータを立ち上げるときにやってきます。

当時から、技術のウォズニアック、コンセプトのジョブスという役回りでやっていました。
所長も、黎明期のレーザプリンタを開発中で、日本の大手コンピュータメーカに売り込む際に「LBPにはこれだけが必要で、これ以上の何が必要か」というタイトルのプレゼンをした記憶があります。
ジョブスのマッキントッシュのコピー「パソコンにはこれだけが必要で、これ以上の何が必要か」を頂いたのです。
その次の開発機種で、初めてアップルに採用が決定したときは、自分でも信じられませんでした、コピーをパクらせて頂いたジョブスの会社に、自分が出張することになるなんて。

若い方には、ジョブスといえば、iPodでアップルが復活してからの、スマホであるiPhone、タブレットPCのiPadが有名かも知れませんが、あのような「イノベーション」を引き起こす経営者は、そう多くはありません。特に、残念ながら日本では、・・・。
「イノベータのジレンマ」で有名な「クリステンセン」は、「破壊的イノベーターの5つのスキル」を挙げていますが、その具体的なスキルを今日は、一つだけ。

「疑問を持つこと」: イノベーターは現状に疑問を投げかけ、新たな可能性を検討することができる
これって、まあそうですね、って感じですが、最近の日本の社会にあっては結構難しいのではないでしょうか、これの逆は、楽で安全極まりないですから。
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posted by セバスチャン at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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