2011年05月24日

勝負の一球-前篇

先日、NHKアーカイブスで「江夏の21球」をやってました、ゲストは「野村元監督」。
当時、NHK特集で放送したオリジナルの「江夏の21球」の解説者も若き野村解説者。
舞台は、近鉄vs広島 79年日本シリーズの第7戦、つまり3勝3敗での日本一を決する最終戦、ともに勝った方がシリーズチャンピオン、で共に初の日本一。場面は、4対3 広島1点リードの9回裏、近鉄の攻撃。広島は、守護神「江夏」に託しての最後の守り。
物語は、9回先頭打者「羽田」が初球からヒッティングで無死1塁、近鉄・西本監督は羽田に代え、シーズン代走盗塁記録を持つ切り札・藤瀬を代走に送るところから始まります。

続く打者「アーノルド」では、ヒットエンドランのサイン、これをアーノルドが見逃し、藤瀬はスタートが遅れ、二塁のタイミングは楽々アウト。このままでは、「物語」は生まれませんでした。広島のキャッチャー「水沼」の送球は結果的には「悪送球」で、ショートからカバーに入った「高橋」が後逸し、無死3塁。結局「アーノルド」は敬遠気味にフォアボールで無死1.3塁。代走は俊足の吹石。

ここで、広島ベンチは、ブルペンへ北別府を。マウンドはシーズン中からの守護神、また、江夏がいなければ、ここまで来れなかった広島、この「古場監督の指示」が物語に大きな影響を。
次の打者「平野」の3球目で、1塁走者「吹石」が盗塁し、無死2,3塁。結局、1塁が空き、平野は敬遠で無死満塁。ここまで江夏が放った球は11球。

無死満塁、広島絶体絶命のピンチ、近鉄は、一打サヨナラの場面。初の日本一がすぐそこに。西本監督は「9番 ピッチャー山口」に代えて「代打 佐々木恭介」前年の首位打者で、このシーズンも打率.320の強打者を送ります。

その初球、カーブは内角低めに大きく外れます。実は、豪速球のイメージがある江夏ですが、この日は、外角への落ちるシュートとカーブが殆ど。かつ、ここまでの12球でストライクは2球のみ。もう、ボールは投げれません、カウントを取りに行った球は、ど真ん中のストレート。
これを、あの強打者「佐々木恭介」は見送ってしまいます。「江夏の21球」の「13球目」、この一球は、この日本シリーズ最終戦の行方を大きく左右することになります。

「江夏の21球」の「伝説の19球目まで、あと6球」
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posted by セバスチャン at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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