2010年11月29日

地域適正品質

最近よく議論される言葉です。どちらかといえば、技術で勝って事業でまける日本企業の姿勢・考え方に対する批判として使われることが多いのではないでしょうか。
知財の分野で、地域適正品質があるとしたら・・・。
日本では、知財というと特許のことであり、実用新案のことは殆ど議論されません。権利期間の延長、実用新案権から特許出願への乗り換え等の法改正後も、その利用は伸び悩んでいます。現在、年間1万件程度と思われます。
理由としては、無審査登録制度であり、権利安定性がないというのが一番でしょう。また、大企業では、実用新案というと「格下」意識もあるのでしょう。
一方、中国ではどうか。特許と実用新案は略イーブンです。おそらく実用新案で年間20万件はあると思われます。
特許で実体審査に費用と時間をかけている間に、無審査でクイックに、しかも低料金で、ササッと権利化して圧倒的なスピード感で事業展開する。
実用新案というと、日本の大企業の「独自の品質基準」には合わないのでしょうが、そういう価値観で新興国の「逞しい彼等」と戦えるのでしょうか。
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posted by セバスチャン at 00:00| Comment(0) | 日記
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